Neovimでテキストのケーススタイルをダイヤル式に切り替える
コードを書いていると、テキストのケーススタイルを変換したくなる場面が時々あります。user_name を UserName にしたい、userId を USER_ID にしたい、などです。
変数名、定数名、ファイル名など、文脈によって異なる規則になっているので致し方ないですが、手で書き直すのは少々面倒です。
そこで case-dial.nvim というプラグインを作りました。
case-dial.nvim の使い方
ダイヤルをカチカチと回すように、<C-\> キーを押すたびにカーソル位置の WORD を次のケーススタイルに切り替えます。
my_variable → MyVariable → myVariable → MY_VARIABLE → my-variable → my_variable ...
5種類のケース(snake_case, PascalCase, camelCase, CONSTANT_CASE, kebab-case)が循環します。
ノーマルモードはもちろん、ビジュアルモードで選択した範囲だけでも動作します。
単一機能・単一インターフェース
このプラグインができることは「テキストのケーススタイルの変換」のただ1つです。
そして、覚えることを最小限にして自然に実行できるように、インターフェースは <C-\> のみとしました。
「<C-\>を押したらケーススタイルが変わる」ということだけ覚えておけば、これを繰り返し押すだけで済みます。運が悪いと4回タイプする必要はありますが、同じキーを連続して押すのは負荷にはならないですし、十分に実用的ではないでしょうか。
インストールした瞬間から、設定ナシで使い始められます。

h3pei
フリーランスのソフトウェアエンジニア。Ruby / Rails アプリケーションの開発が得意領域。設計・実装・運用まで含めてプロダクト開発が好きです。
Questalという目標達成コミュニティサービスを開発しました。仲間と一緒に目標達成に取り組みたい方はぜひご利用ください。
